酵素固定用樹脂 Purolite® Lifetech™ ECR 製品群のラインアップを拡充しました

Purolite® Lifetech™ ECR 製品群

このたびピュロライト社は、ライフテック主力製品である酵素固定用樹脂 Purolite® Lifetech™ ECR 製品群のラインナップを拡充しました。

Purolite® Lifetech™ ECR 製品群は、研究開発から製品製造工程まで幅広く適用できる、耐久性の高い酵素固定用樹脂です。

固定化酵素は、酵素による製造プロセスとコストを最適化するための、極めて有効なツールです。利便性の高い酵素の供給だけでなく、

製造物から酵素を容易に分離できること

酵素の再利用が可能であること

が最大の特徴です。

Purolite® Lifetech™ ECR 製品群の特徴・種類

酵素固定用樹脂が備える機能・特徴は、固定後の酵素反応やリサイクル耐久性に強い影響を与えます。Purolite® Lifetech™ ECR 製品群は、酵素固定条件を最適化できるように幅広い製品群をそろえています。

官能基:

官能基の活性、数、分布、密度は、固定反応の効率・収率、さらに固定後の酵素の安定化、実際の使用時の活性の安定性を決定します。

Purolite® Lifetech™ ECR 製品群は、酵素固定用の官能基について豊富な選択肢を準備しています(図1、表1)。

図1:酵素固定用樹脂 Purolite® Lifetech™ ECR 製品群

lifetech_May2015

表1:Purolite® Lifetech™ ECR シリーズのテクニカルデータ※)

製品名 母材 官能基 固定化
手法
比表面積
(m2/g)1)
細孔直径
(Å)2)
水分含有率
(%)3)
ECR8206 アクリル系 エポキシ基 共有結合 500 – 600
ECR8204 アクリル系 エポキシ基 共有結合 300 – 600
ECR8209 アクリル系 エポキシ基 共有結合 600 – 1200
ECR8215 アクリル系 エポキシ基 共有結合 1200 – 1800
ECR8285 ブチル/アクリル系 エポキシ基 共有結合 400 – 600
ECR8305 アクリル系 アミノ基NH2
(ショートC2)
共有結合 300 – 600
ECR8309 アクリル系 アミノ基NH2
(ショートC2)
共有結合 600 – 1200
ECR8315 アクリル系 アミノ基NH2
(ショートC2)
共有結合 1200 – 1800
ECR8404 アクリル系 アミノ基NH2
(ロングC6)
共有結合 300 – 600
ECR8409 アクリル系 アミノ基NH2
(ロングC6)
共有結合 600 – 1200
ECR8415 アクリル系 アミノ基NH2
(ロングC6)
共有結合 1200 – 1800
ECR8804 アクリル系 オクタデシル基 吸着 N/A 350 – 450 40 – 50
ECR8806 アクリル系 オクタデシル基 吸着 >80 500 – 700 58 – 63
ECR1090 マクロポーラス
スチレン系
なし 吸着 >750 900 – 1100 67 – 73
ECR1091 マクロポーラス
スチレン系
なし 吸着 >450 950 – 1200 62 – 68
ECR1061M4) DVB/アクリル系 なし 吸着 >400 650 – 750 60 – 70
ECR1030M4) DVB/アクリル系 なし 吸着 >90 200 – 300 57 – 63
ECR15045) マクロポーラス
スチレン系
3級アミン
-NR2
イオン結合 交換容量:1.3 eq/L 53 – 62
ECR15085) マクロポーラス
スチレン系
3級アミン
-NR2
イオン結合 交換容量:1.5 eq/L 51 – 58
ECR16045) マクロポーラス
スチレン系
4級アンモニウム
-NR3+
イオン結合 交換容量:1.15 eq/L 53 – 58
ECR16405) マクロポーラス
スチレン系
4級アンモニウム
-NR3+
イオン結合 交換容量:0.85 eq/L 66 – 72

※)樹脂の標準粒径は、Fグレード(150-300μm)、Mグレード(300-710μm)、およびフルグレード(150-710μm)の3種類から選択

  1. 窒素ガス吸着法による測定値
  2. 水銀圧入法による測定値
  3. 樹脂は前処理操作を必要としない湿潤で提供
  4. 粒径範囲はMグレード(300-710μm)のみ
  5. 粒径範囲は300-1200μm、使用温度範囲はCl形にて100°C以下

 

酵素固定用樹脂」のPDF資料が、こちらからダウンロードできます。