純水・軟水

工業用水の軟水化

工業用水の軟水化とは、イオン交換樹脂を用いてカルシウムイオンやマグネシウムイオンの濃度を低減させるプロセスです。これらのアルカリ土類金属は、炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムによるスケール形成を促し、水を使用する際に水処理装置やボイラーのスケール付着や不溶性物質の生成といった問題を引き起こす可能性があります。
 
一般的には強酸性陽イオン交換樹脂(SAC樹脂)が使用され、塩化ナトリウム(食塩水)で再生が行われます。TDS(総溶解固形物)濃度が高い場合や硬度が高い場合には、SAC樹脂の前段に弱酸性陽イオン交換樹脂(WAC樹脂)を配置することもあります。

鉄分や塩素濃度が高い場合や高温の水に対しては、マクロポーラス型SAC樹脂やSST(耐酸化性・高効率型樹脂)を用いて軟水化を行います。エコラボは、工業用水処理用途向けの幅広い軟水化用樹脂を提供しています。

ピュロライト樹脂製品の適用事例

用途プロセス適用事例
脱塩(純水)・単床塔脱塩A200 A400 C100
脱塩(純水)・混床塔脱塩A200 A400 C100
復水脱塩脱塩SGC650 SGA550 A500 C150
連続混床塔脱塩A510CL/4535 C150
高純度水処理システム脱塩A847
イナート不活性樹脂IP4 IP3/IP7
市水処理軟水化C100
硝酸除去A200MB A520E
タンニン/着色成分 除去A502PS A850 A860
オーガニックスカベンジャー脱イオン化A502PS A850 A860
脱塩A105 A845
有機物除去A502PS A860
シリカ除去脱塩A400 A300 A500 A600
軟水化脱カチオン化C100
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