ピュロライト、DurA Cycleアフィニティー樹脂の販売開始を発表

東京 – 2024年6月5日 – イオン交換樹脂および分離剤の専業メーカーである米ピュロライト(日本法人:ピュロライト株式会社、社長:太安文夫、本社:東京都中央区)は、バイオ医薬品の商用製造向け製品であるピュロライトDurA Cycle Protein Aクロマトグラフィー樹脂の販売開始を発表しました。

この新しいアフィニティー樹脂は、エコラボ社とバイオプロセシング技術に特化したライフサイエンス企業のレプリジェン社(NASDAQ:RGEN)との共同で、6月3日から米国サンディエゴで開催されたBIO International Convention(BIO 2024)にて紹介されました。この新製品の登場はピュロライトとレプリジェン社の長期的な戦略的パートナーシップにおける大きな節目となり、バイオプロセシング業界の進歩を推進するというエコラボ社の取り組みをさらに強化することになります。

DurA Cycle は、モノクローナル抗体の大規模な商業製造向けに設計されています。バイオ医薬品の開発製造企業にとって製造工程にかかるコストが極めて重要であることは言うまでもありませんが、ますます複雑化するバイオ医薬品の精製における課題に対処するため、ピュロライトから過去18か月以内に発売された2製品に続きラインアップに加わりました。

詳細は弊社本社サイト[英語]のDurA Cycle紹介ページをご覧ください。

このピュロライトからのアガロース樹脂関連の発表は、米国ペンシルベニア州ランデンバーグ新工場におけるバイオプロセシング製品の生産能力拡大への投資のニュースに続くものです。増加する需要に対応するために、既存する英国および米国工場からさらに生産能力を拡大して、より安定的に高品質の製品を提供して参ります。