課題の解決方法を提案します★鉄汚染を受けたカチオン交換樹脂のクエン酸による洗浄

課題の解決方法を提案します★鉄汚染を受けたカチオン交換樹脂のクエン酸による洗浄

鉄汚染を受けたカチオン交換樹脂のクエン酸による洗浄

弱酸性および強酸性カチオン交換樹脂の鉄およびカルシウムによる汚染は、樹脂をクエン酸で定期的に処理することで防止できます。

市販のクエン酸溶液(50%)は食品グレードの形で入手可能で、飲料水の軟化や食品および飲料関連の用途に使われる樹脂の洗浄に使用でき、またオンラインおよびオフラインのいずれの洗浄手順にも使用できます。酸性物質を扱う場合は、製品の安全データシート(SDS)に記載されているすべての注意事項に従ってください。 Read more

課題の解決方法を提案します★技術資料「ラボスケールのカラム試験・バッチ試験について」を公開しました

課題の解決方法を提案します★技術資料「ラボスケールのカラム試験・バッチ試験について」を公開しました

ラボスケールのカラム試験・バッチ試験

イオン交換樹脂、キレート樹脂、合成吸着剤が、実装置で期待される性能を発揮するかを確認するためには、多くの場合において試験室(ラボ)での事前評価が求められます。 Read more

課題の解決方法を提案します★合成吸着剤によるリンゴジュースの脱色

課題の解決方法を提案します★合成吸着剤によるリンゴジュースの脱色

濁りの無いリンゴジュース

リンゴジュースは広く消費されており、その市場は年々成長すると推定されています。リンゴジュースは、リンゴをすりつぶして圧搾し、酵素反応させて抽出度を高め、ろ過した果汁を得ることで製造されます。ジュースの濁りは一般に、プロリンとポリフェノールの間の相互作用によるものですが、合成吸着剤でリンゴ果汁からポリフェノール(または色)を除去すると、濁りの無いジュースを得られます。 Read more

課題の解決方法を提案します★イオン交換樹脂による二酸化炭素(CO2)吸着性能試験

課題の解決方法を提案します★イオン交換樹脂による二酸化炭素(CO2)吸着性能試験

関心が高まるDAC技術

カーボンニュートラル社会の実現に向けて、大気から直接二酸化炭素(CO2)を分離して捕集・回収する技術(DAC: Direct Air Capture)が注目されています。イオン交換樹脂はDAC技術に使われるCO2捕集技術の一つで、特にアミンを官能基に持つ弱塩基性アニオン交換樹脂は、CO2吸着効率が高いことが実証されています。 Read more

課題の解決方法を提案します★耐酸化性に優れる強酸性カチオン交換樹脂

課題の解決方法を提案します★耐酸化性に優れる強酸性カチオン交換樹脂

Purolite®C100x10MB

耐酸化性に優れる高架橋度の強酸性カチオン交換樹脂

純水・軟水装置に用いられる強酸性カチオン交換樹脂は、通常、官能基としてスルホン酸基を有します。この樹脂が酸化剤である遊離塩素、溶存酸素などによって酸化された場合、ポリスチレンスルホン酸(PSA)が溶出し、処理水の着色や水質低下を招きます。このような酸化劣化は鉄や銅などの遷移金属イオンが触媒として働くことで進行が早まることが知られています。これは架橋度(DVB%)の低い樹脂ほど顕著な傾向がみられます。 Read more