強塩基を持たない弱塩基性アニオン交換樹脂

弱塩基性アニオン交換樹脂 A111S

ピュロライト社のユニークな製品の一つである弱塩基性アニオン交換樹脂 A111Sをご紹介します。

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弱塩基性アニオン交換樹脂 | ピュロライト株式会社

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A111Sは、そのイオン交換基に強塩基(4級アンモニウム)を全く含まず、3級アミンのみであることが特徴です。

その母体はスチレン系マクロポーラス型で、各種プロセス用途向けに十分なオスモティック強度を持ち、世界中で様々なプロセス用途での実績を積み重ねています。

一般的な3級アミン官能基の弱塩基性アニオン交換樹脂は強塩基を持ち、そのため強塩基の効果によるpH変化や目的としない物質の吸着、一部吸着物質の溶離が困難になるなどの弊害が用途によりみられます。そのようなケースにA111Sは優位性を発揮できます。