【続報】米ピュロライト、医薬品原薬およびライフサイエンス製品の需要拡大に対応するため米国に新工場を建設

東京 – 2021年5月25日 – イオン交換樹脂および分離剤の専業メーカーである米国ピュロライト(日本法人:ピュロライト株式会社、社長:太安文夫、本社:東京都中央区)は、近年の世界市場における医薬品およびライフサイエンス製品の需要拡大に対応するため、医薬品原薬(API)と抗体医薬精製向け分離剤を増産するための新工場建設を開始しました。

米国ピュロライト本社(ペンシルベニア州)近郊に建設中の新工場は、床面積約6,900m2(74,000 ft2)の施設を備え、2022年上半期に完成予定です。この新工場には、医薬品原薬と賦形剤を製造するためのクリーンルーム(2室)と、Praesto®(プレスト®)ブランドで販売されているモノクローナル抗体(mAb)を捕捉および精製するための独自のジェッティング(jetting)技術を備えたアガロース樹脂製造施設を導入します。

ピュロライトは現在、ルーマニア工場で稼働中のクリーンルーム(4室)で医薬品原薬を製造し、また英国ウェールズでもアガロース樹脂製造工場を稼働中です。米国新工場の稼働による増産とリードタイムの短縮により、ピュロライトは医薬品・ライフサイエンス分野の需要拡大と納期要求に応える体制を一層強化します。