課題の解決方法を提案します★技術資料「飲料水用PFAS選択的シングルユースイオン交換樹脂」を公開しました

課題の解決方法を提案します★技術資料「飲料水用PFAS選択的シングルユースイオン交換樹脂」を公開しました

飲料水用PFAS選択的シングルユースイオン交換樹脂

 

有機フッ素化合物(PFAS)

最近、各種報道で飲料水の有機フッ素化合物(PFAS)が取り上げられ、問題になっています。

有機フッ素化合物の中で、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物を総称して「PFAS」と呼んでいます。PFASには、ニュースなどで目にするPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)やPFOA(ペルフルオロオクタン酸)が含まれ、1万種類以上の物質があるとされています。

これらの物質は、活性炭や一般的な陰イオン交換樹脂である程度除去できますが、選択性が低いため除去しきれないPFASが残留する傾向があります。 Read more

課題の解決方法を提案します★水道水の有機フッ素化合物(PFAS)除去に優れた性能を発揮するイオン交換樹脂

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水道水や地下水に混入するPFAS

水道水や地下水への混入が問題になっている有機フッ素化合物(PFAS)は、一般的な陰イオン交換樹脂である程度除去できますが、選択性が低く、処理水に除去しきれないPFASが残留する傾向があります。

また活性炭もPFAS除去に適した安価な吸着剤ですが、通水処理が進むと活性炭に微生物が増殖し、微生物がより分子量の大きいPFAS前駆体を分解し、処理水のPFAS濃度を上昇させるといった予想外の現象も発生します。

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意外と知らない●強塩基性アニオン交換樹脂のイオン形変化に伴う体積と色の変化

アニオン交換樹脂のイオン形変化に伴う体積と色の変化

液体のイオン類を交換するのがイオン交換樹脂の最大の役割ですが、イオン交換樹脂そのものは、あらかじめ液中のイオンと交換して放出するイオンを保持しています。これをイオン交換樹脂の「イオン形(ionic form)」と言います。 Read more

課題の解決方法を提案します★イオン交換樹脂による水道水の微量PFOS及びPFOAの除去

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イオン交換樹脂による水道水・飲料水の微量PFOS及びPFOAの除去

厚生労働省は水道水の水質管理目標設定項目と目標値に、「ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA)の和として0.00005mg/L(50ng/L)以下」を追加し、2020年4月1日から施行されました1)。また6月に全国の浄水場において処理水のPFOS及びPFOAの合算濃度を調査した結果、暫定目標値50ng/Lを超えた浄水場はありませんが、東京都の5カ所の浄水場では10~30ng/Lの範囲で検出され、地下水を原水とする都市部の浄水場で高い濃度が報告されました2)Read more

オンラインシミュレーションプログラム「PRSM™」のご紹介

イオン交換樹脂
オンラインシミュレーションプログラム
PRSM™ソフトウェア

当社の技術者により開発されたイオン交換樹脂シミュレーションプログラム PRSM™ ソフトウェアを使用することにより、新規プラントの設計のためのシミュレーション計算や既存プラントにおける様々な条件変動に対する処理結果をより正確に計算する事が可能です。 Read more

課題の解決方法を提案します★水中の有機物を効率的に除去するオーガニック・スカベンジャー樹脂のご紹介

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有機物の除去

河川水・湖沼水は産業用途の大切な水資源ですが、これらの天然水にはフミン酸やフルボ酸などの多くの溶解性有機物が含まれており、着色や濁度が高い原水ほど高い濃度で溶解しています。これらの溶解性有機物は、飲料水やプロセス用水の水質を直接的に悪化させる要因になるばかりでなく、例えばイオン交換樹脂を用いた軟水装置や脱塩装置においてはイオン交換樹脂そのものを汚染して性能低下を誘発するものであるため、前処理等で除去する必要があります。

一般的には安価で入手し易い活性炭が用いられることが多いのですが、活性炭は強度が乏しく通水中に破砕物や粉砕物がリークして後段に影響するなど、二次的な問題も発生します。そのため、強度の高い合成樹脂を活性炭の替わりに用いると、破砕物の無い安定した処理水を得られることが期待されます。 Read more