課題の解決方法を提案します★水中の有機物を効率的に除去するオーガニック・スカベンジャー樹脂のご紹介

課題の解決方法を提案します★水中の有機物を効率的に除去するオーガニック・スカベンジャー樹脂のご紹介

有機物の除去

河川水・湖沼水は産業用途の大切な水資源ですが、これらの天然水にはフミン酸やフルボ酸などの多くの溶解性有機物が含まれており、着色や濁度が高い原水ほど高い濃度で溶解しています。これらの溶解性有機物は、飲料水やプロセス用水の水質を直接的に悪化させる要因になるばかりでなく、例えばイオン交換樹脂を用いた軟水装置や脱塩装置においてはイオン交換樹脂そのものを汚染して性能低下を誘発するものであるため、前処理等で除去する必要があります。

一般的には安価で入手し易い活性炭が用いられることが多いのですが、活性炭は強度が乏しく通水中に破砕物や粉砕物がリークして後段に影響するなど、二次的な問題も発生します。そのため、強度の高い合成樹脂を活性炭の替わりに用いると、破砕物の無い安定した処理水を得られることが期待されます。 Read more

PuroliteのPraesto抗体医薬精製用アガロース樹脂「Praesto(プレスト)」が、FDA認可バイオ医薬品の商業生産に採用

PuroliteのPraesto抗体医薬精製用アガロース樹脂「Praesto(プレスト)」が、FDA認可バイオ医薬品の商業生産に採用

2019年11月21日 – 分離、精製および抽出技術用の樹脂メーカーであるPuroliteは本日、アガロース樹脂を母体とするアフィニティークロマトグラフィー用分離剤「Praesto(プレスト)」が、FDA認可バイオ医薬品の商業生産に採用されていることを発表しました。Praestoは、がん、関節リウマチ、認知症、糖尿病の治療を目的とした医薬品の精製に不可欠な技術です。

Purolite Life Sciencesのアガロース部門でグローバルセールスおよびマーケティングディレクターを務めるChris Majorは、次のようにコメントしています。「これはPurolite Life Sciencesにとって主要なマイルストーンであり、当社の樹脂技術がFDA認可の商業製造プロセスでお客様に使用されることを誇りに思います。Praesto製品群の採用はPuroliteの技術的リーダーシップを示すものであり、当社は”ベスト・イン・クラス”のパフォーマンス、短いリードタイム、供給安定性への強いコミットメントによって競合他社との差異化を図っています。近年Puroliteは、独自のジェッティング重合技術による均一粒径ビードの生産能力を倍増するなど、革新的な樹脂の提供に向けた継続的な取り組みとして、1億5,000万ドル以上をグローバル展開プログラムに投資しています。今後も当社は、高性能樹脂に対する顧客の高まる需要に応え続けてまいります。」

英国に拠点を置く世界最大規模の生産能力を持つアガロース樹脂生産工場は開設してから約1年が経過し、均一粒径ビードの生産能力増強に向けた投資を継続しています。本工場の生産能力は年産100,000Lで、年間世界需要の30%に相当します。

【原文・UKサイト】
https://www.purolite.com/life-sciences-news/Praesto-chromatography-resins-move-into-commercial-manufacturing

 

 

 

課題の解決方法を提案します★ゼラチン・加水分解コラーゲンの精製工程に使われる樹脂の紹介

課題の解決方法を提案します★ゼラチン・加水分解コラーゲンの精製工程に使われる樹脂の紹介

ゼラチン・加水分解コラーゲンの精製工程に使われる樹脂の紹介

ゼラチンや加水分解コラーゲンは食品・医薬品・工業用途など多様な分野に使われています。イオン交換樹脂や合成吸着剤は、ゼラチン・コラーゲンの精製工程においても幅広く利用されています。 Read more

超純水製造用イオン交換樹脂の製品ページを更新しました。

超純水製造用イオン交換樹脂

電子産業および医薬品製造で使用される超純水製造用イオン交換樹脂の製品ページを更新しました。

独自の樹脂洗浄技術によって初期溶出分および経時溶出分を抑えたUltraClean™シリーズの中でも、特に以下の2製品について一般物性値と併せて紹介しています。

  • UCW9966: 超純水ファイナルポリッシャー向け
  • UCW3700: 超純水系ポリッシャー用混床塔向け

超純水製造用イオン交換樹脂」の製品ページはこちら

 

意外と知らない●イオン交換樹脂の性能指標と試験方法

意外と知らない●イオン交換樹脂の性能指標と試験方法

イオン交換樹脂は液体中のイオンを交換しますが、この性能を表す指標は交換容量をはじめとして特徴的な専門用語で表されます。今回は主な指標の測定法・分析手法について紹介します。

 

体積・容積

交換容量や水分含有率を正しく測定するためには、測定するイオン交換樹脂の体積・容積を精密に量り採る必要があります。

最も簡易な測定法は、メスシリンダーで読み取る方法です。脱塩水あるいは純水に浸漬させたイオン交換樹脂を水と共にメスシリンダーに静かに移し、底部・側面を軽くたたくなどして振動を与えます。メスシリンダーを傾けても樹脂層の上端面が動かなくなったことを確認して目盛りを読み取ります。性能評価には通常、約10mLの樹脂をもちいます。

なおイオン交換樹脂の体積はイオン形によって異なり、樹脂によっては数十パーセントも差が出るため、体積を基準形(H+/OH-)で測定するか、塩形(負荷形)で測定するかは決めておく必要があります。

 

交換容量

交換容量を測定する場合は、まず、イオン交換樹脂を基準形に調整します。

イオン交換樹脂をカラム管に移し、強酸性陽イオン交換樹脂は濃度数%の塩酸溶液を流してH+形に、強塩基性陰イオン交換樹脂は濃度数%の水酸化ナトリウム溶液を流してOH-形に変換させて、基準形に調整します。

純水で流した後、続けて濃度数%の塩化ナトリウム溶液を通液して処理液を回収し、処理液のH+やOH-イオン濃度を中和滴定で測定します。

 

水分含有率

目的のイオン形に調整したイオン交換樹脂を、あらかじめ乾燥重量を測定した専用容器(W1g)に移して遠心分離機で脱水します。脱水した樹脂の重量を測定し(W2g)、定温乾燥機に移して105℃で12時間以上乾燥させます。デシケーターで放冷させたのち重量を測定します(W3g)。

水分含有率(%)は下記の計算式で求めます。

水分含有率(%)=(W2-W3)/(W2-W1)×100

 

外観

イオン交換樹脂の粒(ビード)を光学顕微鏡(倍率20-40倍)で観察します。

視野に約100粒の樹脂を置き、真球状のビード、クラック(亀裂)の入ったビード、破砕したビード、真球でない異形ビードの数を計測し、真球ビードの%値(真球率)を求めます。

 

粒度

樹脂ビードの直径を専用の分析装置で測定します。

超純水・脱塩水中に樹脂を分散させて検出器に連続的に通水し、レーザー光を照射したり画像を連続的に撮影して解析することで、粒子径とビード数の分布が得られます。

 

その他

上記の他にも用途に応じた性能指標と試験方法があります。

例えば、再生を何度も繰り返したイオン交換樹脂は、イオン形の連続的な変化に伴う体積変化によって亀裂・破砕が生じやすいため、再生試薬と塩水を交互に処理したビードの外観を観察することで、耐久性を把握することがあります。

また未使用のイオン交換樹脂の処理水には有機物が含まれるため、限りなく低い有機物濃度が求められる用途のために、カラム管に詰めた未使用樹脂の処理水の有機物濃度を連続的に測定して、目的の有機物濃度を達成するための処理水量を測定することもあります。

 

 

ピュロライト、イオン交換樹脂の値上げを発表

ピュロライト、イオン交換樹脂の値上げを発表

東京 – 2019年2月25日 – イオン交換樹脂の専業メーカーであるピュロライト株式会社(社長:太安文夫、本社:東京都中央区)は、同社イオン交換樹脂の値上げを実施します。

今回の値上げは、ライフサイエンスを除く同社イオン交換樹脂製品を対象に、2019年3月1日出荷分から適用され、改定幅は現行価格比20%となります。

このたびの値上げは、安定供給の確保に向けた排水処理設備への大規模投資などの環境対策に加えて、主原料、副資材、物流、ユーティリティーなどのコスト上昇を受けたものです。ピュロライトの太安社長は、「自助努力による吸収の限界を超えたため値上げを決定しました」と話しています。

###

ピュロライト社について:

ピュロライトは米国本社と英国本部を軸に、英国カーディフ中央研究所、米国工場・中国工場・ルーマニア工場 各工場併設のテクニカルセンター、および京都ラボ・テクニカルセンターの連携による 高い品質レベルと技術開発力を武器に、世界44カ国以上に営業拠点を展開するイオン交換樹脂のグローバル企業です。

純水・超純水用のアニオン交換樹脂・カチオン交換樹脂はもちろん、触媒用樹脂、各種キレート樹脂、合成吸着剤から医薬原薬まで、弊社のイオン交換樹脂製品は幅広い産業分野で活躍しています。

http://www.purolite.co.jp/